2014/11/27

クボバレエアカデミー発表会&公演

今まではパリに居たので残念ながらDVDで観ていた姪のバレエ
今回初めて生で観れた。

発表会おめでとう!のブーケ
ピンクと赤を基調に作ってもらったらちょっと大人っぽい雰囲気のブーケになった
トウシューズ進級おめでとう!のブーケでもある


 送迎してくれた義母にまでこんな可愛らしいブーケを。

ハードなレッスンをがんばって、楽しみにしていた本番。
発表会の作品は「ピーターパン」
ディズニー映画を思い出しながらとても楽しく観れた。
特にジョン役とマイケル役の女の子がハギレよい踊りだった。
姪はネバーランドの子供達を演じた。

公演の作品は「くるみ割り人形」と「エスメラルダ」
「エスメラルダ」で目立っていたフレール役を踊った女の子は
とてもきれいな動きで、今後注目したいと思った。
 「くるみ割り人形」では姪は今年は雪の精を、
「エスメラルダ」ではダイアナのおつきを演じた。

去年姪が踊った役を小さい子が踊っていて、
そしてもっと前に踊った役をもっと小さい子が踊っていた。
なるほど、だんだんレベルの高い役を与えられるのだな。
それだけ姪も成長し随分と上達した。
今からソロが楽しみ(^^)

舞台上の姪は今まで見たことがないようなとても緊張した表情で、
真剣さが伝わってきた。
叔母バカかもしれないが、彼女はセンスがある!とかねてから
思っていたけど、今回生のダンスを見て益々そう思った。
目線から顔の角度、各ポーズが断然に上手だった。
ただ腕と手はまだまだ硬い。
柔らかくしなやかな動きができるようになればかなりレベルアップするに違いない。

上級者は数多くの全国コンクールで入賞をとっているようで、なかなか上手で
思っていた以上にバレエ公演として楽しめた。
またゲストとしてプロのダンサーも招待されていて、
公演の雰囲気をグンと盛り上げてくれていた。

 暖かいクリスマス気分を味わえた。


優しいサーモンピンクの「エスメラルダ」のダイアナのおつきの衣装を
身に着けてうれしそうな姪

バレリーナの卵ちゃん(^^)
petit rat


パリ・オペラ座バレエも今年のクリスマスはヌレエフの「くるみ割り人形」を公演するようだ。
やっぱりクリスマスは「くるみ割り人形」ね(^^)
きっとチャイコフスキーの曲には人の心を踊らせる魔法があるのだろう。





2014/11/26

モーリス・ベジャール振り付け 第九交響曲 Maurice Béjart The ninth Symphony 

11月8日、最高に楽しみにしていた帰国後初めてのベジャール公演

“ダンス、管弦楽、合唱・・・舞台芸術の真髄を結集した
空前絶後の 大スペクタクル「第九交響曲」”

ベートーヴェン
ベジャール・バレエ・ローザンヌ、 東京バレエ団
ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ソロ歌手、合唱団
総勢350人のアーティストたちが集まった。

初演は1964年、20世紀バレエ団によりブリュッセルのシルク・ロワイヤルにて。
そして1999年、パリ・オペラ座バレエ団の公演を最後に
その後長年上演が困難で実現しなかったという貴重な作品




ニーチェのテキストをジル・ロマンが朗読
祝祭典の中へ入っていく

第1楽章 大地 褐色
東京バレエ団のダンスを生で観るのは初めてだったが、
大地からの誕生と苦悩が上手に表現され、
柄本さん、上野さんをはじめ高レベルだなと感じた。

第2楽章 炎 赤
グラマラスなキャサリーンと溌剌とした大貫君のコンビ、
自由な若き男女の愉快さがよく出ていた。
去年ヴェルサイユで大貫君のソロを見てからやるなと思っていたが、
ぐんぐん伸びている気がする。

 第3楽章 水 白
白いレオタードで現れたエリザベットとジュリアン
熟練された踊りの壮麗さ、愛の美しさを見た。

第4楽章 太陽 黄
ソロ歌手も加わり盛り上がりの絶頂
オスカー・シャコンは相変わらずキレのあるダイナミックな踊り、
 「歓喜の歌」のテノールで登場した那須野君はより磨きのかかった
エネルギッシュな踊りを見せてくれ、
20世紀バレエ団の頃のメンバーたちの野性感を彷彿させた。

フィナーレは高度なダンスのアランナ・アーキバルトを中心とし
BBL、東京バレエ団、アフリカン・ダンサー、
そして皆が一つになった

「一つになれ、人類よ――聖なる喜び――」

人間賛歌「第九交響曲」
ベジャールが最も選びそうな曲のひとつと思った。

凄い物を観たという興奮、
そしてベジャールの大作の世界をまた一つ
体感できたことが嬉しくてたまらない。


いく百人の人々よ、地にひれ伏すか?
世界よ、創造の主を認めるか?
星空のかなたに主を求めよ!
星空のかなたに主は必ず住みたもう

étoile になったベジャールは星空のかなたに存在し光り続ける




・・・雑談・・・
帰国してから日本生活に慣れるのに精一杯でバレエから遠ざかっていたため、
気付いたのがなんと数日前、、、
大慌てで調べるも残っているのは高めの席ばかり。
でも高いとか言ってる場合ではない、残っていただけよかった、と速ネット購入。
今までのバレエチケットの中で最高値。
パリ・オペラ座のルテスチュ引退公演の特等席の値より上。
日本でバレエを観るということはこういうことなのかと痛感。
でもここからパリまで観に行くと考えたら随分安い。
 いや~、チケット取れて本当によかった!


2014/11/25

我が家の紅葉

今日は我が家の紅葉を(^^)
 










きれいな紅葉は気温差の賜物

帰国してこれが一番身体にきた。
 フランスに比べて一日の気温差の激しい日本。 そして秩父は特に。
長年住んだフランスの気候に身体が慣れてしまっていたので、
とたんに喘息が出てしまい参った(-_-)。

でもその気温差のおかげで山で、道端で、我が家で綺麗な紅葉を楽しめるのだね。
今は身体も慣れて強くなったかな。

きれいな飛行機雲が見れた秋晴れの午後


2014/11/22

WAPLAS COFFEE カフェ・ワプラス 

帰国当時、秩父でのアパート探しに苦戦しへこんでいたころ(-_-)、
ここへ足を踏み入れた瞬間、我が家へ戻ったような感覚を覚えた。

アントワープのカフェの雰囲気

アントワープを懐かしく思い出した

落ち着く空間

ここは時がゆっくりと流れる

なんだか力の湧いてきた日だった。



2014/11/21

暖炉で焼き芋

実家の父自慢の手作り暖炉室

甥と一緒に 

焼き芋大会

パチパチメラメラ 暖炉の炎は心を落ち着かせてくれる。
 
パリのアパートでも暖炉の焚き火で暖をとったっけ。
引越し当日、お転婆ショセが墨で足を真っ黒けにしちゃって大変だったな。。。




2001年11月撮影

成果の代物は、、、
焦げすぎちゃったのもあるけど中身はと~っても美味しかった(^^)
2月の寒ーい日のこと。


2014/11/20

土いじり

自然の厳しさと自然のありがたさを感じたこの冬
 2月の義父の趣味の畑
 

太陽が雪を解かしてくれた



土の力、太陽の力、水の力

土いじりってすごい

ニョキニョキ ポジティブ

  冬の後には必ず春がやってくる
  そう強く思わせてくれた土いじり


2014/11/19

雪の如月

飛行機を降りるとそこは大雪だった。



成田に2泊後やっと乗れたレッドアローは飯能止まり。
そこからは鈍行で秩父まで。

ようやくたどり着いた懐かしい西武秩父駅もこのありさま

翌朝の実家からの景色は銀世界

心身ともに温めてくれた母のすき焼き

子供は雪の子



 雪解け開始


2014/11/18

秩父夜祭 Chichibu night festival

      来る12月2日(火)、3日(水)に行われる“秩父夜祭”
  京都祇園祭、飛騨高山祭りと並んで日本三大美祭、日本三大曳山祭の一つに数えられる。

パリでこの季節になると毎年懐かしく思い出していたのを、今秩父でそのことを懐かしく思い出す。
今年は18年ぶりに生で体感できる。


クライマックスの3日の夜、秩父神社から御旅所まで
御神幸行列、そして6台の笠鉾・屋台が曳かれる。
その間、御旅所で観覧席の方たちに郷土芸能を披露する催しが行われる。
実はこの催し、寒い中待っているお客様に申し訳ないという思いから
父が発案・実践したもので、長年進行司会としても勤めた後引退していたのだが、
訳あって今年復活することになった。
73歳の父は大変だと言ってはいるが実はとてもうれしそう(^^)


今年は平日なので来るのが難しい方が多いかもしれませんが、
ご都合のつく方は是非お越しください!