2015/08/26

10,2kmツーリング-札所23番

8月13日、札所23番・音楽寺の奥の山へ探索に
家から 5,1kmのミューズパーク北口の入り口まで自転車で
体力はあるほうだと思ってるけど
暑さも加わりさすがに急な上り坂はかなりきつかった
それでも風をきる気持ちよさ、ゆっくり流れる景色、個人宅の庭観察など
自転車ならではの楽しみや発見が


やっと到着かと思ったらほんの少し手前で1本の木に遭遇

夫が早くも夢中に
樹液の出ている部分にオオムラサキのメスや

カナブンやハチ

クワちゃん数匹
そのすぐ近くに落ちていた4,5cmくらいはあるオオスズメバチの死骸
こんなに大きなハチ見たことない
長いことここで調査を行ったため
既にお腹がすいてきた


ゆっくりできる場所を探して
ここでランチをとることに
昨晩の残りのラタトゥイユとバゲットで
静かで気持ちのよい場所
でもゆっくりするのは私だけ

またよい木を見つけた夫
早速見つけてきた 5cmくらいのミヤマクワガタ 
 落ちている枝をつなげ長くして木の上の方にいるクワガタに必死
完全に少年心に戻っているようす
 なんと今までで一番大きなミヤマクワガタだった
体長 6,5cmくらい
 2匹そろって記念撮影
夫、もう嬉しさ絶頂ニコニコ顔である
 元の場所に戻した1号と
2号
ドクキノコっぽいかわいい色のキノコ


ランチで体力を回復させたら

まずは23番・音楽時でお参りを

ここでもサルスベリがきれいに咲いている
六地蔵
明治17年の秩父事件の群集はこの鐘を鳴らして町に崩れこんだという逸話があるそう


ここから奥へ入っていく
葉っぱに同化しているカマキリ
そしてなんときれいなタマムシ
木に止まっているのを見つけた!と思ったら夫の体に飛んできた
と思ったら私にも飛んできた
なんだかいいことありそう!?
昔祖母がタンスの中に入れていたのをたまに見せてもらってはきれいだなと感じたのを覚えている
衣装もちになるとか虫がつかないと云われているよう
生きているタマムシを見たのは初めて
美しすぎる

飛ぶ瞬間
そして何匹もの群舞の姿は先日見たホタルのものと同じ夢のような光景だった

きれいだなと思って調べたらヨウシュヤマゴボウという
有毒植物なのだそう

ここからまた奥へ
上手に木と同化しているガ
 かわいいマツの赤ちゃん発見
木漏れ日が気持ちいい
江戸巡礼古道でもある道
雑木林を抜けたら晴れた空に武甲山がそびえていた

よい眺めと

清々しい光

ここではシイタケの栽培をやっているよう
白い水玉模様の菌がなんだかかわいい

元気すぎて大ぶれなオオセンチコガネ


秩父農工森づくりの会によって植えられたメープルが
順調に育っているようだった

ここから先
だんだんと開けてきて
標高の高い高原にいるような
 秩父じゃないような風景に出会えた
とても好きな風景
でも向こうには立派な武甲山が
でもやっぱり高原にいるみたい
雲とクモ


木肌に同化しているつもり?のナナフシ

シオカラトンボ

アブラゼミとイナゴ
このすごい根っこの持ち主は
こちらの木
この木の根っこもむき出しになっている
大雨で土が崩れてしまったのだろうな

バッタ
アリジゴクの巣
珍しい2匹並んでいるセミの抜け殻
よく見ると左のセミが腕を組んでいる(^^)
兄弟だったのかな
帰り道もきれいなツタが気になる

ここからまた異空間
 素敵な庭のある隠れ家のような家
別荘かな
それにしてもヨーロッパのような雰囲気のある広い庭に惚れ惚れしながら
いつもの不思議な世界に迷い込んだよう
サクラがきれいな季節にまた来よう

きれいでかわいらしいタニウツギピンクを見ながら
小径を上っていくと開けた場所に出た
 こんな気持ちの良い空間があるとは知らなかった
自分だけの秘密の場所みたい

 西日を浴びて
どこもかしこも絵になる美しさ
名残惜しみながら23番を後にした


久しぶりに昆虫博士になった気分だったそうな夫
小学生のように楽しみにしていた夏休みの初日はこうして最高の一日になったよう