年初めに思う

 海外生活が長いと日本人でも日本生活に慣れるのに

時間がかかるものである。

年末年始の挨拶を兼ねてご無沙汰していた日本の友達、知人に連絡をした。

そしてうれしかった言葉

「おかえりなさい！」

そうだったな、日本は自分の故郷なんだ、と強く感じさせてくれた。

故郷は自分を温かく迎え入れてくれた。

 今度は自分から発信していく番。

少しずつでも今できることからしていけたらいいなと思う。

フランスでうれしかった言葉

“Bon Courage !（がんばって！）”

学校の先生から、

病院の先生やスタッフから、

友達から。

みんな心に染みた。

うれしかった言葉、大切にしていきたい。

日本で迎える新年の方がお正月気分を感じると思っていたが、
意外とそうではなかった。

フランスのソワソワとした年末のバレエや

年始の華やかなニュー・イヤー・コンサートが流れているのが

自分の中の例年の年越し・お正月となっていたので、今年はなんだか不思議だった。
パリSt-Médard 教会へのクリスマス・ミサも今年は目白の関口教会へ。

パリNotre-dame 大聖堂への初詣も今年は秩父神社へ。

ひとつひとつ改められ、そして新たなページを作っていく。