2015/03/30

春分の日の遠足-札所28番

春分の日、おにぎりを持って札所28番へ。

 札所巡りにはいつも持参している義父作の1冊。

梅を撮ったこのときは残念ながら曇り空だった。

ミモザ?!とうれしく思ったけど


本当はサンシュユ

とても綺麗な小さな黄色
木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝くことから別名「春黄金花(はるこがねばな)」ともいうそう。
  
秩父線の線路を渡って

オオイヌノフグリにこんにちは。

武甲山の石灰を削っている現場

いよいよ山へ入ってきた感じ

見事な日本の杉山、花粉症の人にはとんでもない光景だろうな。

岩肌も見えてきた


切り立つ絶壁のふもとにひっそりとたたずむ本尊。
ロカマドゥールの礼拝堂を思い出した。

まずはお祈りを。


立派な馬像

ここは秩父札所唯一の馬頭観世音で、西国、板東、秩父の日本百観音のなかでも
西国第29番の松尾寺と秩父第28番のここ橋立堂だけとのこと。

横にある馬堂には左甚五郎作とされる可愛らしい親子らしき木彫りが。

秩父の山道では馬頭観音の石碑も見かける。
荷物を運ぶ途中で崖から落ちてしまった馬を供養するためのもののよう。
平地でも見るが、農耕のために働いてくれた馬へのものもある。
ありがたかったんだなぁ。

そして持ってきたおにぎりと卵焼きと残り物のおかずを広げてお昼ごはんに。
 きれいな空気の中でいただくおにぎりは格別な味。





よい雰囲気のカフェやうどん屋さんも。


そして、いざ隣の橋立鍾乳洞へ。
中は、かがまないと通れない広さ。

きれい~と見とれていると、後から「おーい待ってくれ腰が痛い・・・」
という親子連れのお父さんの声が 。。。
子供はよいけれど体格のよい人やお年寄りにはかなりキツそう。

きれいな緑色

出口を出ると、かなり登ってきたのがわかる。

5月の雪のルルドのヨーロッパ一高い所にある鍾乳洞を懐かしく思い出した。





 牧場直送のソフトクリームでひと休み


不思議な形の不思議な魅力のミツマタ
 紙の原料としても使われているそう




 
勉強になる年季の入った看板



帰りは行きとはちょっと違うルートで。

桜もやっと芽吹いてきていた。

ここにもサンシュユが。下を流れる沢の音が心地よい。

今にもSLが汽笛をならして走ってきそうな光景

線路沿いに群生していたきれいな紫のハナダイコン

これら全てヒメオドリコソウだと思ったら

こちらはヒメオドリコソウ 

 
こちらはホトケノザ
ホトケノザをヒメオドリコソウの蕾だと勘違いしていたわたし(-_-)

 少し肌寒い帰り道

可愛らしくてたくましいタンポポ

可憐なスミレも芯が強いのね。



楽しかった一日の終りは、我が家で牡丹餅と白あん入り桜餅でしめくくり(^^)