2013/07/11

Musée d'Orsay


美術館が無料の第一日曜日、オルセー美術館に行ってきました。

無料の日なので、炎天下でもこのとおり長蛇の列。
でも、予想外にスムーズに進み20分くらいで館内へ。
オルセーの誘導員は有能揃いなのかも。

 時計台の裏側

私のお目当ての1つはこれ!
ドガの「14歳の小さな踊り子/La petite danseuse de quatorze ans」
以前、テレビのドキュメンタリー番組で、何人ものベテランクチュリエが修復をしていた
憧れのチュチュ。

 駅舎だった面影を残す自然光の差し込む大ホール

 
 オリーブ色とクリーム色のモザイクタイル。
重みとモダンさの合わさった素敵なデザイン。


他のお目当ての作品、モネの「草の上の昼食/Le déjeuner sur l'herbe」と、
同じドガの「バレエの授業/La classe de danse」は他館へ貸し出し中だった。残念。
ドガの方はきっと今オペラ座で開催中の“Le ballet de l'Opéra” 展に
行っているはず、係員さんたちは知らないと言っていたけどネ。


その他、神秘的なオディロン・ルドン(Odilon Redon)の絵にも惹かれたが、 
ナビ派のモーリス・ドニ(Maurice Denis)の作品を見れたのもよかった。

印象派の名画たち、モネの「サン=ラザール駅/Gare St-Lazare」や「氷/Les glaçons」、
ゴッホの「星降る夜、アルル/La nuit étoilée, Arles」等は、やはり心を落ち着かせてくれる。
「夜のカフェテラス/Terrasse du café le soir」のモデルになったアルルの
カフェ・ヴァン・ゴッホに行ったのを思い出した。まだ20代初めのころ・・・懐かしい。
      

ああ、アスラン!? アスランなの?!
いつか会えるかな。

PARIS-ORLEANS の文字。
1900年のパリ万国博に合わせて造られ、その後39年間、
たくさんの人たちが交差したパリ~オルレアンを結ぶオルレアン鉄道の終着駅だった。
今は立派な美術館として世界中の人々を出迎えている。