秩父ミニ散策 その１

七五三日和の11月23日の日曜日、夫の自転車のパンク修理のために自転車屋さんへ

下町風の風情ある通り

待ち時間の間、近所を散策してみることに


 家族でお気に入りのセンスのよい花屋さん KaRen
先日のバレエ発表会の姪へのブーケもここで作ってもらった


 

 パリの花屋さんのようでうれしい（＾＾）

テレビでも紹介されているそうなベーグルやさん

 

登録有形文化財に指定されている大正5年創業の味噌漬けで有名な「安田屋」

こちらも登録有形文化財の昭和2年創業の「パリー食堂」

夫曰くこだわりのあるマスターのいるおいしいコーヒー専門店「じろばた」

この後自転車を受け取るが、天気がよくてぶらりとしたくなったので
さっき買ったベーグルを札所13番の横のベンチで食べることに。

ベンチから見えた眺め
ここに座って得した気分に（＾＾）

さっき買ってきたベーグルを広げて。。。
スモークサーモンなどが入った本場のベーグルを期待していたので、実はガックリ。
菓子パン感覚な感じ。
生地は卵、乳製品、油脂不使用とのことなので、アレルギーの人にはよいかもしれない。

　

秩父市内に100基立っているという開運案内板「どこいくべぇ」
各場所にそれぞれ違った開運オブジェが置かれているので
観光しながら楽しめそう。

人気のSLが走っている秩父線

 
我が家からもカッコイイ汽笛を鳴らしながら走るSLの姿をほんの少し眺められる。

 
 週末なのもあり観光客で賑わっていた御花畑駅

大人気の立ち食いうどん

懐かしいレトロなたたずまい
高校の帰り道、オムヤキソバ（ヤキソバをくるんだオムレツ）を食べたのを覚えている。
今はもうやっていないようで残念。

ここ「松むら」のお汁粉が大好きだったな。
鉄板でお好み焼きを自分で作るのも楽しみだった。

 
 小さい頃通っていた、母が以前勤めていた歯医者さんの
名前が彫られて残っていた。なんだかうれしい。

ミニ散策のはずが見所が多すぎて時間が過ぎていき・・・
パリに居たときと同じことをやっていておもしろい。
やはりこうやって歩いて回るのが好きなんだな。

わたしは秩父出身のくせに秩父をあまりよく知らない。

高校を卒業してから東京へ出て、秩父を嫌いだったから。
就職してから秩父の良さも少しわかってきたけど、

それでも東京のほうが好きだった。

パリに住むようになり、里帰り時は楽しかったけれど、

やはり自分の居場所はパリでパリに戻るとホッとした。
パリでの安心感は変わらないと思うし、
 パリは永遠に好きだけど、今やっと秩父も好きになり始めている。

秩父を長いこと離れていたからこそ新鮮に見える良さがあり、
だから秩父を自分の子供時代と重ねながら散策していくのが今楽しい。
わたしが居なかった間に良くも悪くも随分変わった。
自分が歳を重ねた（成長した＾＾）のもあると思うけど
 全体的に見たら良くなっているのではないかな。

古きよき街並み、歴史ある建造物、伝統文化を大切に守りつつ、
新しい文化が加わりながらよりよい街づくりが進んでいるようだ。

 自分のふるさと大切にしないとね。