先日の夏季休暇の東京旅行の最終日
いつも気になっていた古本屋さんで見つけた「暮しの手帖」
いつも気になっていた古本屋さんで見つけた「暮しの手帖」
思っていたよりも分厚く 雑誌なのに11mmほどの厚さで重さもあり 最終的に4冊にしぼった
最終日でなければもっと買って送れたのにな
でもまたこの古本屋さんを訪れる楽しみも増えた
内容もだけど表紙のイラストが決定打に
花森安治さんのサインが入っているのがうれしい
おしゃれから暮らしから健康までさまざまな記事がぎっしり詰まっていて
興味深い記事ばかり
目次の最後には花森安治さんや大橋鎭子さんや大橋芳子さんらの名前も
まずこんな特集が
Maubert-Mutualité モベール-ミュチュアリテ のことね(^^)
どこのメルスリー(手芸店)かな? もしかしてあそこかもしれない
と 馴染みの街を懐かしく思い出した
この時代のパリ
憧れるな
エレガントなパリ
服飾に関しては専門的な特集も
インドネシアのヌサテンガラのかすり
ルーマニアのブラウスの刺繍
手芸のページではぬいぐるみの丁寧な作り方も
フランスの雑誌「Elle」の年一回の公募手芸作品の展覧会の作品の一つ
この年の課題は「樹」
工作のページでは設計図から作り方手順の説明まで
特集のテーマもさまざま
こんなおもしろいテーマや
真面目なテーマ
考えさせられるテーマ
自然についてなど
子供のための童話のページも
藤城清治さんの影絵と香山多佳子さんのお話はどれもやさしい気持ちになる
料理のページでは
手の込んだ料理から
日常のおかずまで
写真付きの丁寧な作り方はありがたかったはず
そして商品試験!
買ったばかりの「暮しの手帖」を読みながら
メーカー名を出してしまうなんてさすがだなあと思っていたら
帰宅して録画しておいた「とと姉ちゃん」を見てうれしくなった
ちょうどその商品試験を始めるところだったのだ
暮しの手帖研究室
本当にたくさんの数え切れないほどの商品試験をやったんだろうな
そして中でもこの「すてきなあなたに」というエッセイのページが気に入った
海外や国内での出来事 感じたことなどのさまざまなエッセイ
著者は一人っぽくて 知りたいと思ったのだけど名前はのってなくて残念
どれも心が温まるものばかりで これは特に印象に残ったひとつ暮らしのカテゴリーの中のこんな記事も
花森さんの記事である
その他
映画についてや
音楽についてや
読者からの投稿ページもたくさん
どの企画も当時はかなり画期的なものだったろうな
と感心しながら実におもしろく読み進む
まさに毎日の暮らしを豊かにしてくれる
作っている人の愛を感じられる雑誌である
生活において
心において
作っている人の愛を感じられる雑誌である
この4冊
これからもきっと役に立つことだろう
心において